2014年07月06日

「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野圭吾

現在と過去を結ぶ人生相談。
この本を読んでよかった。素直にそう思う。

 

「第一章 回答は牛乳箱に」

泥棒3人が車を乗り捨てて廃屋で一夜を過ごすことに。
そこは、以前雑貨店だった。

そこへ五輪候補選手から来た手紙。
彼氏が末期ガン。どうすればいいかを相談する内容だった。
しかもこの手紙、1979年から来ていた。

「第二章 夜明けにハーモニカを」

克郎はアマのミュージシャン。
かつて大学を中退してまでプロになることを夢見ていた。
しかしデビューならず。ナミヤに相談していた。

児童養護施設で演奏会を開いた彼。
彼のオリジナル曲に興味を持つ女の子、セリが話しかける。

施設はその夜、火事でセリの弟タツが取り残された。
タツを救うため、克郎は火の中に飛び込む。

「第三章 シビックで朝まで」

波矢雄治と息子、貴之。そして貴之の孫である駿吾。
三十三回忌の約束が果たされるまでを描く。

「第四章 黙祷はビートルズで」

浩介は裕福な家庭に育った。欲しい物は何でも買ってもらえた。
そんな彼は事故死した従兄が持っていたビートルズのレコードをもらう。

父親の会社が傾き、一家3人で夜逃げをすることになった。
だが浩介はトラックに忍び込み、警察に家出と間違われ児童養護施設に。

「第五章 空の上から祈りを」

3人の泥棒、「迷える子犬」からの相談を受ける。
三十三回忌とすべてがつながる瞬間。

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この本、見た目は厚いが紙がしっかりしているため約380ページしかない。
私は1日で読めた。

万博、ガメラ、そしてバブル経済など。
年代記になっているところは「フォレスト・ガンプ/一期一会」を思い出した。

「第三章 シビックで朝まで」は「ツナグ」(辻村深月)のようでもある。
(両作品を読んだ人は理解できるはず)

読んでいて笑ったし泣けた。
東野は間違いなく稀代のストーリーテラーだ。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 17:05| 東京 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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