2013年08月16日

「愛の渇き」三島由紀夫

女の情念を三島が描くとこうなる。
三島4作目の長編。
   
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主人公は夫の浮気に苦しむ悦子。
だがその夫はチフスで病死する。

悦子は夫の父、弥吉の家(豊中市米殿村)で暮らす。
弥吉は商船会社の社長を引退した後、この地で農業を営んでいた。

求められるまま、悦子は老いた弥吉に体を許す。
しかし、彼女の目は使用人の三郎に向けられていた。

祭りの夜、弥吉の家で女中をしていた美代が倒れる。
医師は妊娠していることを弥吉や悦子に告げる。

悦子は三郎に、美代が身ごもっている子の父親は誰か訊く。
三郎は自分だと告白する。

悦子は身重の美代を家から追い出す。
そこへ、天理教の大祭から戻ってきた三郎。
弥吉と悦子が大阪を離れる日の前、事件は起きた。

***** **** ***** ****

この作品、三島が聞いた話をベースにしているという。
どこまでが実話で、どこからがフィクションなんだろう。

結末については、賛否両論あるはず。
「こんなのありえない」という人もかなりいるだろう。

本当のところはどうなのか。
同じ環境にいる人が余りに少ない(はず)。全否定することは意味がない。

作家は極限状態にある人を描くほうが楽。
穏やかな一般人の心の内を描くのは、とても難しい。

ひとつ気になるのは、男女の読者で感じ方が違うかどうか。
違うとすればどう違うのか、それが気になる。

***********************
関連記事

「愛の渇き」 三島 由紀夫  

三島由紀夫『愛の渇き』

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安倍首相、加害と不戦の誓いなし

68回目となった全国戦没者追悼式。
安倍首相は式辞で加害と不戦の誓いについて触れなかった。

   目

首相の式辞、加害責任に触れず 「不戦の誓い」もなし(asahi.com)

93年の細川首相の時から発信してきた部分は途切れた。
「侵略の定義は定まっていない」という彼らしい。

大勝した参院選で自民党に投票した人は、こうした首相をどう評価しているのか。
私は大いに危惧する。

この件については、16日の朝日社説が書いている。
一方、日経も社説で終戦記念日について書いている。

政治指導者は過去より未来に目を(16日日経社説)

サンフランシスコ講和条約にも触れ、「一知半解の歴史知識による政治家の発言」と厳しく批判。
その結果として国益を損なうこともあると警告を発している。

靖国参拝は、来年もその先も騒動の源となるだろう。
戦争で亡くなった人たちは、あの世でこの騒動をどう見ているか。

日本は他国を侵略しなかったのか?
何故、被害が拡大しないうちに戦争を終結させることができなかったのか?

国旗や国家をめぐる強制とともに、この国は危険な道を歩んでいる。
そう考えるのは私だけではあるまい。

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2013年08月15日

終戦記念日に考える

8月15日は終戦記念日。
今日くらいは戦争に関する記事を書きたい。

 

終戦というより、戦争に負けた敗戦を意味する。
このことは、私だけが考えたことではない。

今日15日の朝日新聞「天声人語」にもそのことが書かれている。
角川書店の創業者、角川源義氏も、終戦という言葉が嫌いだった。

 角川書店の創業者で国文学者でもあった角川源義(げんよし)に〈命綱たのむをかしさ敗戦忌〉の一句がある。1975年の8月15日にがんで入院し、最期の闘病中に詠んだと、長女で作家の故・辺見じゅんさんからお聞きしたことがある▼同世代が大勢落命したのに、自分は生き延びた。いま病を得て、治療を命綱と頼んでいる。そんな我が身を突き放して眺めた句であろう。源義氏は「終戦」という言葉を嫌った。辺見さんが不用意に使うと、「あれは敗戦だ。終戦なんて簡単に言うな」と怒ったそうだ。譲れない一点だったようである▼同じ思いの人は少なくないと見え、この欄でも毎年「終戦」と書くと、ご意見が届く。やや意味合いは異なるが、「終わるものなら、なぜ」と恨む手紙もあって考えさせられる
(15日「天声人語」より引用)

こう続けている。

▼先の戦争での日本人戦没者は軍民で約300万人。その数は戦争の末期に激増し、最後の1年で200万人近くが落命した。特攻、沖縄、空襲、原爆――悲劇の多くがこの間に起きている▼特攻隊で8月15日に出撃予定だった人の話を、朝日小学生新聞で読んだ。命拾いしたのだが、数日早く出撃した人もいよう。最後の1年を逆回しして玉音放送を早めてみれば、死なずにすむ人は日々増える。きょうは遅すぎた敗戦の日でもある
(同じく「天声人語」より引用)

そして、角川文庫を読んだことのある人なら知っているはずのこの言葉が紹介されている。

「軍事力の敗北であった以上に若い文化力の敗退であった」
(同じく「天声人語」より引用)

この言葉については2005年の旧ブログでも書いた。

日本は足を踏んだ側。忘れていませんか?

では現在、文化力はどの程度生かされているか。
「核の平和利用」という原発は事故を起こし、日本に「住めない土地」を作り出した。
今でも太平洋戦争の総括はできていない。

「遅すぎた敗戦」については、先日の記事にも書いた。

何故、戦争をやめさせられなかったか?

敗戦。戦争経験者にしてみたら「もう空襲がない」ということの意味は大きい。
天皇ヒロヒトは、「玉音放送」と呼ばれる終戦の詔書でこんなことを言った。

さらに敵は新たに残虐な爆弾を使って罪もない人々を多数殺傷し、戦争の惨害はまさにはかりしれないものになってきている。
 このまま戦争を継続すれば、しまいには我々日本民族の滅亡を招くだけでなく、人類の文明そのものを破壊しつくしてしまうことになるだろう。

終戦の詔書 現代語版より引用)

つまり、「広島と長崎への原爆投下が戦争終結に役立った」という意見。
これが否定しきれないものと私は判断する。だからといって、核兵器使用を肯定はしない。

アメリカ側はソ連への牽制を目的にしていた。
原爆がウラン型とプルトニウム型であったことからも、人体実験という意味があった。

もし、日本が先に原爆を開発していたら。
使っていたんだろう。人とは残酷なものだ。

では、戦争責任はどこまであるのか。
村上春樹のインタビューでこの件については書いた。

「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」村上春樹

私は、「行為なき者に責任はない」という考え。
なので、今の日本人が戦争責任を問われることには賛成できない。
この点は、春樹とは違う。

しかし、私は忘れない。かつて太平洋戦争があったことを。
日本が侵略した国があったことを。

それは日本人だからということだけではない。
人類の存亡に関わることだからだ。

敗戦の日、考えるべきことはたくさんある

***********************
関連記事

終戦記念日に想うこと  

安倍内閣の戦争願望剥き出しの中で68回目の敗戦の日

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タグ:終戦記念日
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日本、宮城でウルグアイに完敗!

14日、宮城スタジアムで行われたウルグアイ戦。
ザック率いる日本は4−2と力の差を見せつけられた。

 

日本、2−4でウルグアイに敗れる(スポーツナビ)

日本は、東アジアカップでの活躍が記憶に新しい柿谷を先発で起用。
柿谷は後半19分までピッチにいた。

27分、29分の連続失点は日本選手の精神的な部分から見ても痛かった。
先制点は、左サイドを抜けたスアレスからフォルランに。
吉田はサッカーゲームのような振り切られ方。しかし彼のミスは後にも出てくる。

2点目はフォルランのFKが直接決まる。
この場面、川島は一度逆に動いている。これでは防げまい。

以前にも見た川島のプレーにはがっかり。
前半は0−2でハーフタイム。


後半、ウルグアイは試合を有利にした追加点を奪う。
この場面も、吉田の不用意なプレーが失点に結びついた。

DFとしては、迷うくらいなら外に蹴り出すべき。
中途半端なプレーはW杯予選でも見られた。
吉田は今のままなら世界には通用しない。

日本も9分に香川が決めて3−1にする。
しかし13分にはゴンサレスが頭で決めて4−1と引き離す。

27分に本田がFKを直接決めて4−2と追いすがる。
しかし、日本は追加点が奪えずこのまま試合終了。
日本ホームにもかかわらず、ウルグアイにいい強化試合をされてしまった。

さすがにウルグアイはカバーニ抜きでもW杯ベスト4の実力を見せた。
しかもフォルランは大会MVPだった。

そんなウルグアイでもブラジルW杯予選では現在5位。
このままではアジアとの大陸間プレーオフに出なければならない。

***** **** ***** ****

ボールキープ率は日本が5割を超えていた。
しかしサッカーの試合というものは、ボールキープ率を競うものではない。

ゴール数の差を競うものだ。
ウルグアイの監督が試合後に語っていたコメントが試合を物語っていた。

守備の不安定さはまったく解決していない。
とにかくミスを減らさないと世界には太刀打ちできない。

もうひとつ、気になったのは思い切りの悪さ。
前線に放り込んでもいい場面やシュートに行くべき場面で躊躇している。
パスのスピードに強弱をつけることもできていない。

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「ABC殺人事件」アガサ・クリスティ

ポアロに送られてきた挑戦状。
ヘイスティングスとともに犯人を追う。ネタばれあり。
   

挑戦状は、ABCという宛名で送られ、アルファベットの順で犯行があるという内容だった。
アッシャー夫人がアンドーヴァーで殺害。

ベティー・バーナードがベクスヒルで。
遺体の近くにはABC鉄道案内が必ず置いてある。

南米で牧場を経営していたヘイスティングス。
帰国した際、この事件にぶつかる。

読者には、犯人が誰か途中でわかる内容になっている。
ヘイスティングス以外の視点が描かれているからだ。

ところが話はまだ続く。
この臆病な犯人の身柄確保で事件は解決しない。

正直、ポアロの推理が遠回りしているのではないか。
もし事件関係者たちが集まらなければ、作品はもっと長くなったはず。

読んでいて飽きてしまった。
古典的作品は、これでいいのか。疑問が残った。

だが、それらの点を差し引いたとしても。
アガサのアイデアはやはり冴えている。
生まれ変わったとしても、私にはこの作品は書けない。

***** **** ***** ****

アガサの作品は、古いのでいろんな翻訳がある。
かつての翻訳が、時代に合わないという判断も含まれている。

ファンなら、誰の訳がいいのかそれだけで議論が沸騰しそうだ。
私が読んだのは創元推理文庫で深町真理子訳。

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2013年08月14日

神奈川県、愛国心をめぐる教科書への圧力

神奈川県で、愛国心をめぐる日本史教科書への圧力。
結局、国旗や国歌での強制は進んでいる。
   

この件に関しては、神奈川新聞の社説(14日)が詳しい。

日本史教科書(神奈川新聞)

ポイントは以下の点。
1、県立高校の日本史教科書で、実教出版の教科書を使用したいとした県立高校28校
2、県教育委員会が再考を促し、全校が別の教科書に変更
3、従来、高校が教科書を選んできた
4、実教出版の日本史では、国旗掲揚と国歌斉唱についてについて「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」との記述

国旗国歌法の趣旨説明で、「強制はしない」という言葉は嘘だった。
私にはそうとしか考えられない。

時の首相、小渕恵三は国会でこう答弁している。

「学校におきまして、学習指導要領に基づき、国旗・国歌について児童生徒を指導すべき責務を負っており、学校におけるこのような国旗・国歌の指導は、国民として必要な基礎的、基本的な内容を身につけることを目的として行われておるものでありまして、子供たちの良心の自由を制約しようというものでないと考えております。」
「国旗及び国歌の強制についてお尋ねがありましたが、政府といたしましては、国旗・国歌の法制化に当たり、国旗の掲揚に関し義務づけなどを行うことは考えておりません。したがって、現行の運用に変更が生ずることにはならないと考えております。」

(wikipedia「国旗及び国歌に関する法律」より引用)

検定に合格した教科書なのに、圧力で変更させる。
神奈川県は不自由な自治体だ。
結局、教科書使って「子供たちの良心の自由を制約」したいのではないのか。

先日、右翼団体「一水会」の元会長(現在は最高顧問)、鈴木邦男の本を紹介した。

「愛国と憂国と売国」鈴木邦男

この本の中で鈴木氏は、国旗と国歌の強制について反対した。
自身の経験から、強制されなかったことで愛国心が育てられたという。

神奈川県は考え直すべきだ。
国旗と国歌の強制によって反発はなくならないことを。

国旗と国歌の強制は間違っている

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110番、無言電話を2万8千回!

緊急時でもないのに110番通報を2万8千回繰り返した男が逮捕された。
容疑は偽計業務妨害。

   目

無言の110番、2万8千回 偽計業務妨害容疑で男逮捕(asahi.com)

1日に1500回も通報したことさえあるという44歳の男。
彼のコメントがすごい。

「四六時中、警察が見張っている気がして、いらいらしてやった」
(上記朝日の記事から引用)

大丈夫かこの男。精神的に病んでいるんじゃないか?
精神鑑定の必要があるんじゃないのか。

上記、朝日の記事では昨年1年間で無言の110番通報は約21万回。
そんなにあったら本当に緊急の場合つながらない恐れもある。

大切なのは、この手の行為が犯罪であるとはっきり示すこと。
今回のように万の位に達する前に、逮捕できなかったのかと思う。

無言電話するにも程がある!

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何故、戦争をやめさせられなかったか?

今日14日の日経新聞「春秋」には、興味深いことが書かれている。
どうして空襲の前に戦争をやめることができなかったのかということについて。

 

春秋(日経新聞)

▼「本モノ」の空襲の前に、なぜ戦争をやめられなかったか。歴史をたどれば誰もが思うに違いない。19年7月、サイパン陥落によって米軍が空爆拠点を確保したときに敗北は運命づけられたといわれる。しかし現実に目を向けず、なお1年余にわたって無謀な戦いを続け、かぎりない悲劇を重ねていった大日本帝国である。

▼いまでは太平洋戦争のこういう経緯さえ忘れられがちだ。惨禍を何倍にも大きくした本土空襲には、そして原爆投下には前史があったことをもっと知ってもいい。指導者はやめる勇気を持てず、なお泥沼にはまっていったことを、あらためて悔いてもいい。「熱涙滂沱(ぼうだ)として止まず」。玉音放送を聞き、百間はこう記した。

(上記日経新聞「春秋」より引用)

この件に関し、軍部の人事に関することだとしている記事が検索で見つかった。
天皇の言葉は「山下大将がもう一度戦果を挙げないと難しい」という意味だとしている。

昭和天皇が終戦を遅らせたのか?

もし、この発言が軍部の人事に関することだとしても。
天皇ヒロヒトは「指導者」ではないのか?
「戦争をやめよう」と言えたのはヒロヒト以外に誰がいた?

もっと早く戦争を終結させていたら。
3月の東京大空襲、沖縄戦、広島と長崎への原爆投下も防げたのではないか。

  

もうひとつ、この件に関する記事を紹介する。

戦争拡大との戦い 昭和天皇かく語りき

ここでも、軍部急進派を軍部穏健派で抑え付けるという問題だと解釈している。

さらに記事を紹介しよう。

昭和20年2月14日、近衛文麿は上奏文で「最悪なる事態(敗戦)は遺憾ながら最早必死...

昭和天皇の作戦容喙(関与)と戦争責任を考える

昭和天皇の戦争責任

近衛の上奏「戦争終結の御勇断を…」と天皇の拒否

よく、「戦争を次の世代に伝える」という。
こうした事柄について考察した後でないと、間違ったことを伝えるのが怖い。

現状では、いろんな考えが混在しているということでしかない。
このまま継承するというのは、受け継ぐ人たちが混乱するだけではないか。

1945年の8月14日。そして玉音放送のあった15日。
東京で、沖縄で、広島や長崎で人は何を考えていたのか。
少なくとも今日と明日は考えてみよう。

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2013年08月13日

ペルセウス座流星群

今年もペルセウス座流星群の時期がやってきた。

 

私の住む地域では、夜に強い雨が降りまったく見えなかった(涙)。
こうして動画が見れるのはありがたい。

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フロリダのホテル、崩壊

11日夜、フロリダのリゾートホテルが地盤沈下のため、崩壊した。
宿泊客は非難しており無事だった。

 

地面陥没でホテルが崩壊、宿泊客ら全員避難 米フロリダ州(CNN)

フロリダでは、似たような地盤沈下が以前から起きている。
今年2月には民家が陥没に飲み込まれ、男性が行方不明になっている。

大惨事になる前に、大規模な地質調査が必要だろう。
日本人も多く訪れる土地だけに気にかかる。

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涼しい映像、氷河

厳しい暑さが続きますが、氷河の涼しい映像をどうぞ。

 

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タグ:氷河
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「キッチン」よしもとばなな

天涯孤独になった女子大生みかげ。
田辺雄一の家に同居する。もちろん再読。
   
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両親が早くに亡くなり、祖父母と暮らしていた台所大好きのみかげ。
祖父が、そして祖母が亡くなってしまう。

生前、祖母が行きつけにしていた花屋。
そこでバイトしていた雄一が、一緒に暮らそうと声をかける。

雄一は、母親のえり子と一緒に住んでいた。
えり子は実は男だった。

「満月」

雄一の母親(実は男)が刺し殺された。
みかげはそのことを知らず、大学を中退して料理研究科のアシスタントをしていた。

「ムーンライト・シャドウ」

等という恋人を交通事故で失ったさつきが主人公。
その時、車には等だけでなく彼の弟の恋人も乗っていた。

眠れなくなったさつきは早朝のジョギングを始める。
いつもの川で走っているとそこに現れた女性が、あることを提案する。

死んだ恋人のセーラー服を着る柊。
非日常の世界なので、「こんなのいる訳ない!」と読者は批判できない。

***** **** ***** ****

「キッチン」とその続編「満月」は、人の生死が背景にある。
宮本輝や村上春樹とは違う表現が、多くの読者に受け入れられた。

独特の世界観と、時間の流れ。
春樹の作品は「再生と喪失の物語」だといわれるけれど、彼女だってそうだ。

以前、「白河夜船」を再読した。
「言葉にキレがある」ことを今更ながら驚いた。

この「キッチン」は、そのキレを予感させるには十分な作品たちを収録している。
この際、彼女の作品をもう一度読むのも悪くない。

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関連記事

『キッチン』(著:よしもとばなな)

吉本ばなな『キッチン』

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2013年08月12日

涼しい映像

暑さの続く中、涼しい映像をどうぞ。

 

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高知県で41.0度、熱中症予防を!

12日、高知県四万十市で41.0度を記録した。
全国でも観測史上最高気温。
   

高知県四万十市で41.0度 全国の観測史上最高(asahi.com)

都心では、最低気温が30度と20度台に下がらなかった。
これも初めてのこと。寝苦しい夜が続く。

こうなると、体調を崩さないのが難しい。
ネットでも、いろんなページで熱中症対策を呼びかけている。

知っておこう!熱中症の予防と応急処置

熱中症を予防しよう(大塚製薬)

気温40度というのは殺人的な暑さ。
気温が高いうちは外出しないなどの思い切りのよさも必要だろう。

私が実践しているのは常温の水分補給。
一部のコンビニなどでも、冷えていない飲料水を販売している。

買うと高いので、自分で経口補水液を作るというのもありだ。
「命の水」は簡単に作れる。

間単に作れる経口補水塩

冷えた水は美味しいが、体の負担となる。
胃腸に優しい常温の水を飲もう。

身を守るために、熱中症対策を!

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「そして誰もいなくなった」アガサ・クリスティ

10人がインディアン島に招待された。
ひとりずつ殺されてく異色ミステリー。ネタばれあり。もちろん再読。
   

原題 AND THEN THERE WERE NONE
言わずと知れた、アガサ代表作のひとつ。

招待されたのは、互いに面識のない人たち。老若男女、いろいろ。
しかし招待した島の持ち主、オーエン氏は姿を見せない。
執事さえ、会ったことがないという。

この10人は、それぞれ過去に人が死んだ件に関係している。
そして、毎朝来るはずのボートは来ない。

10人のインディアンの歌(マザーグース)どおり、殺されていく招待客。
ひとり死ぬと、人形がひとつなくなる。
互いに疑心暗鬼、死への恐怖を味わう客たち。

なぜ今になって再読したか。
それは、先日読んだ「ノックス・マシン」(法月綸太郎)に関係している。

「引き立て役倶楽部の陰謀」に、この作品が批判の対象として出ているからだ。
もちろん法月が批判しているのではなく、フィクション。

疑問点は多くある。
まず、残ったひとりは本当に自殺するのだろうか。

残念(?)なことに、これを証明する実験は行えない。
全てが空想の中でのこと。だが、非日常のさらに特殊な事情では、自殺するのかも。

それ以前に、10人が招待を受けるというのが非現実的。
だが、小説は(特に推理小説)面白ければそれでいい。

先日も書いたが、横山秀夫の大ヒット作「半落ち」は直木賞受賞はならなかった。
「致命的欠陥がある」という指摘をある選考委員がしたためと言われている。

ならば、某選考委員は「そして誰もいなくなった」にも批判的なんだろうか。
そんなことしたら、推理小説はみんな否定されるだろう。

やはり「アンフェアだ!」と批判された「アクロイド殺し」。
そして本作品。アガサは今までの作品を打破するような挑戦をし続けた。
この勇気こそ、彼女が他の作家にはない部分。

***** **** ***** ****

私が読んだのは、少し古いハヤカワ文庫(清水俊二訳)。解説は、あの赤川次郎。
どれだけこの作品が彼の目標になっているかを力説している。

「過不足ない描写」という点を高く評価しているのは私も同感。
推理小説に限らず、説明でない描写こそ全ての小説に求められていると私は考える。

新訳も出ているが、アマゾンの評価は低い。
私は読む気がしなくなった。

私が初めてこの作品を読んだのは、中学2年の頃。
「これは只者ではない!」と感じたのを今でもよく記憶している。

再読してみて、私はアガサのメッセージを感じる。
ポアロ最後の事件となった「カーテン」。

そして同じくポアロが事件に挑んだ「オリエント急行の殺人」。
この両作品と「そして誰もいなくなった」には共通点がある。

それは、「法律によって裁けない悪は、別の方法で裁く」というもの。
もちろん、本作品による「裁き」は「正義の行い」ではなく賛同できない。
それでもアガサのメッセージとして永久に残るに違いない。

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関連記事

アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』

アガサ・クリスティ 「そして誰もいなくなった」

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2013年08月11日

猫、「うまいうまい」合唱

子猫たちが、「うまいうまい」言いながら食べる様子。

 

暑い中、これで癒されてください。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

乳児を放置、中学生逮捕

埼玉県新座市で、生まれたばかりの乳児が放置されていた。
県警は10日、15歳の女子中学生を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。

   目

中3女子「1人で産んだ」…埼玉乳児放置で逮捕(読売新聞)

この女子生徒、同じ日に男児を出産。マンションの近くに置き去りにした容疑。
男児は命に別状がないという。

この女子生徒、6月から学校を休んでいたという。
って、中学では妊娠していることを見破れなかったのか?
妊娠6カ月なら、見た目でわかりそうなものだけど。

この男児、将来どう育つのだろう。
「母親に捨てられた子」というのがどの程度重荷になるのか。

こうした事件は、やりきれない

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タグ:放置 中学生
posted by りゅうちゃんミストラル at 16:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レ・ミゼラブル(韓国版)

韓国語のレミゼ。
ONE DAY MORE

 

存在感あるエポニーヌ役はPark Ji-Yeonという方。  
タイプとしてサマンサ・バークスに似ているか。
こちらがOn My Own

 

韓国語だととても新鮮。
演出の違いがよくわかる。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「愛国と憂国と売国」鈴木邦男

右翼団体「一水会」の元会長(現在は最高顧問)という鈴木邦男
彼が憲法や核兵器に関してどう考えているか、出会った人たちについて語る。
   

鈴木氏は若い頃、よく暴れたそうだ。しかし今はテロを否定している。
先日、この本の記事でも紹介した。
天皇制についての考えが私とは大きく違っているが、賛同できる部分も多い。

たとえば憲法についてこう述べている。

「今の保守派による改憲ならば、まだ現憲法の方がいい」
(本文より引用)

国旗と国歌の強制については、右翼なのに反対。
9条の精神についても守るべきだと主張。日本の核武装にも反対。
右翼というより、リベラリストのほうが近いという印象を私は追っている。

テロの否定については、本書で出てきたように「朝まで生テレビ」で述べた。
右翼からは批判されたそうだ。
私もテレビで見ていて、「この人、本当に右翼なのか?」と疑問にすら感じたくらい。

自殺者3万人の統計が疑わしいこと

これは、以前から私も何度か記事に書いた。
「夜回り先生」で知られる水谷修氏も、講演で主張している。

日本は「死因不明社会」。
実際の自殺者はもっといるはず。

出会った人も多彩。新右翼の野村秋介氏。
自宅が放火された加藤紘一氏。
右翼と左翼はどうちがう?」の雨宮処凛氏。赤尾敏氏など。

共産党元議長の野坂参三を殴らなかったことを悔やむのは、右翼ならでは。
野坂はスパイとして後に共産党から除名された。

浅沼稲次郎暗殺事件も、彼に大きな影響があった。
この事件については、先日この記事で触れた。

三島由紀夫と鈴木氏

鈴木氏にとって三島事件は大きな影響があった。
森田必勝が死んだことは、強いインパクトを鈴木氏にもたらした。

そのあたりの事情を、この本でも書いてほしかった。
そうすれば、右翼と鈴木氏がより理解されやすかっただろう。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 08:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月10日

「タイトルマッチ」岡嶋二人

元世界チャンピオンの息子が誘拐された。
要求は、「因縁の試合でノックアウトで勝つこと」。ネタばれあり。
   
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岡嶋二人の作品は、「99%の誘拐」以来2冊目。
どちらも物足りなかった。

世界ジュニア・ウェルター級タイトルマッチの2日前、誘拐事件は起きた。
誘拐されたのは最上永吉の息子。

ジャクソンに負け、その後のアキレス腱負傷で引退した最上。
今度の試合は王者ジャクソンに義理の弟である琴川三郎が挑む。

限られた時間の中で、犯人を追う捜査陣。
そして誘拐と試合の二つに挑むジムの関係者たち。

犯人が現金を要求していないことから、容疑者確保のチャンスは少ない。
試合終了までに、息子を助け出すことはできるのか。

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話は簡単なので、するすると読める。
スピード感があるか否かは読者の意見が分かれるところだろう。

ボクシング界の内情を描いた部分も足りない。
選手の特徴を描くこともできていない。

正直に言う。私は試合前日に犯人が分かってしまった。
何冊かの推理小説を読んでいる方なら、そう難しくはないはずだ。

似たエピソードは刑事ドラマ「太陽にほえろ!」にもあった。
こちらは誘拐されたのがレフェリーの息子。

判定になる可能性が高い試合で、一方の選手に有利な判定をするよう要求があった。
こちらのほうは、走り回った刑事たちの努力もあり事件は解決。

しかしレフェリーは、「犯人の要求を呑もうと思った」と語る。
それは、レフェリーを辞めるということだ。

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もうひとつ、表紙について。私が読んだのは講談社文庫。
稚拙な絵を選択した意味がまったく理解できない。

少なくとも、「買いたい!」と思うような表紙にできないものか。
本を売るという基本的な姿勢に疑問を感じる。

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関連記事

タイトルマッチ 岡嶋二人  

岡嶋二人の「タイトルマッチ」読了

タイトルマッチ(岡嶋二人)

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